名古屋市に430戸の災害対応型マンション竣工

2世帯賃貸住居やシェアハウスも設置
大和ハウス工業大阪府大阪市)は3月5日、名古屋市に大型物件「ロイヤルパークスERささしま」を完成、竣工式を行った。
同物件は、名古屋臨海高速鉄道あおなみ線ささしまライブ駅」徒歩2分に立つ、3棟からなる地上19階建てRC造マンション。
ワンルームから4LDKと幅広い間取りを持つ賃貸住宅430戸には、業界でも珍しい、2世帯住居タイプも12戸用意。
また、同社として初の試みであるシェアハウス130戸は、東海地区でも最大規模で、すでに100戸に申し込みが入っている。
物件の特徴は、都市災害時に近隣住民の災害対策本部であるERとしての役割を果たすことだ。
停電時に利用できる非常用エレベーターを設置、共有部は、帰宅困難者の受け入れや傷病者の手当てができるスペースとした。
防災備品や医薬品の備蓄倉庫も用意した。
屋上にはヘリコプターのホバースペースを作り、医師や医薬品などの運搬に利用できる。
また、地下800メートルからくみ上げる「ささしま温泉」も用意。
海、神話などテーマごとに空間のイメージを作り上げた癒しのスペースだ。
同物件は多世代交流もコンセプトとしており、南棟の1階には定員60人の認可保育園が入る。
西棟の、住宅型有料老人ホーム「コンシェールささしま」は定員82人。
リエイ(千葉県千葉市)が運営し、レストランでは薬膳料理も提供される。
賃貸住宅の賃料は8万4000〜52万5000円。
シェアハウスは、5万5000〜6万円。
堀福次郎常務は「今後企画する、ロイヤルパークスにはERをつけ、社会貢献のできる物件づくりを進めたい」と語った。
(全国賃貸住宅新聞

大都市部のマンションにも「限界集落化」の波−旭化成不動産、東京と横浜で調査

旭化成不動産レジデンス(東京都新宿区、渡辺衛男社長、03・3344・7052)の「マンション建替え研究所」がまとめた調査報告書によると、建て替え前の高経年マンションの「空き家率」は24%にのぼり、区分所有者の年齢は60歳以上が7割を占めることがわかった。調査報告では「“限界集落化”と呼ばれる現象が大都市部の高経年マンションでも発生している」と指摘している。
 調査は同社が参画して2004年―13年に解体して建て替えた東京都内と横浜市内のマンション6棟を対象に、社内資料を分析してまとめた。
 区分所有者の平均年齢の分布は「39歳以下」が5.7%にとどまる一方、「60歳以上」は70.7%にのぼった。
 空き家率は、24.0%で全国の平均空き家率の13.5%と比較して高い数値となった。
(日刊工業新聞

座間駅前の社宅2棟を賃貸住宅にリノベーション

小田急電鉄(東京都新宿区)は、2014年3月に閉鎖した神奈川県の小田急線座間駅前にある社宅の大規模リノベーションを行い、「ホシノタニ団地」として3月下旬から開業する。
同社宅は全4棟で、3、4号棟の2棟分を賃貸住宅として再生した。
リノベーションの企画・設計は、ブルースタジオ(東京都中野区)が担当。
コンセプトは、「人と自然、人とまち、人と人とがつながる住まい」。
3、4号棟の間に会員制の貸し農園、ドッグランを併設し、交流の場として機能させる。
3号棟にある多目的スペースでは、出張ペットケアサービスや農園・ペット関連のイベント等を開催する予定だ。
また4号棟の1階には座間市が運営する子育て支援センターが開設される。
賃貸住宅の居室は、3、4号棟あわせて55戸。
居室は約37㎡のワンルームに統一。
1階には専用庭が付いている。
家賃は7万〜9万5000円を予定。
4号棟の入居開始は3月下旬、3号棟は6月下旬予定。
「ホシノタニ団地」の名称は、座間市の「座」に「人の暮らす場所」の意味があり、「間」には「人と人、人と自然、人とまち、または建物」という意味があること、そして近隣にある星谷寺に「星の井戸」など古くから七不思議の言い伝えがあることから、星座のように人と人、まちがつながり合う賃貸住宅を目指したことから付けられた。
(全国賃貸住宅新聞

マンション立体駐車場の 安全対策は当面、進まない…

マンションの機械式立体駐車場は便利だが、事故と隣り合わせの危険をはらむ。国も対策に乗り出したが法規制は難しい。住民の費用負担も課題となって、当面は進みそうにない。

2012年7月、岩手県花巻市のマンションにある機械式立体駐車場で、4歳の幼稚園児が乗用車を乗せる台座と壁の間に挟まれて亡くなった。場内に男児がいることに気付かなかった母親が、誤って台座を動かしてしまったからだ。


2012年に起きた大阪府茨木市の事故現場。3歳の男児が犠牲になった

同じ年の4月には大阪府茨木市のマンションでも3歳の男児が機械式立体駐車場で死亡した。母親が操作している最中に台座に飛び移り、隣の台座との間に挟まれたからだ。台座に入れないよう遮る柵は、設置されていなかった。

狭いスペースでも効率的に乗用車を収容できる機械式立体駐車場は便利だが、事故が絶えない。公益社団法人立体駐車場工業会のまとめでは、07年6月から今年1月までの事故件数は207件。発生場所が特定できたうち、マンションの駐車場での事故が4割を占め最も多い。死亡事故は10件で、駐車場内に人がいると気付かず操作したケースが多い。とりわけ、両親による操作で子供が犠牲になる事故は痛ましい。

国土交通省は今年3月、メーカーや設置者向けに「機械式立体駐車場の安全対策に関するガイドライン」をまとめた。各メーカーはすでに、ガイドラインに準拠した製品を出荷しているが、既存のマンション駐車場は、対策がなかなか進んでいない。対策の費用を誰がどのように負担するかという問題があるからだ。

分譲マンションでは通常、建物や駐車場の維持管理費、修繕費などを住民から管理費として徴収し、住民代表でつくる管理組合が管理する。不動産市場が盛り上がりを見せていた2000年代前半ごろ、駐車場利用料は“ダンピング競争”が起きていた。
(ハフィントンポスト)

マンション立体駐車場の安全対策は当面、進まない

マンションの機械式立体駐車場は便利だが、事故と隣り合わせの危険をはらむ。国も対策に乗り出したが法規制は難しい。住民の費用負担も課題となって、当面は進みそうにない。

2012年7月、岩手県花巻市のマンションにある機械式立体駐車場で、4歳の幼稚園児が乗用車を乗せる台座と壁の間に挟まれて亡くなった。場内に男児がいることに気付かなかった母親が、誤って台座を動かしてしまったからだ。同じ年の4月には大阪府茨木市のマンションでも3歳の男児が機械式立体駐車場で死亡した。母親が操作している最中に台座に飛び移り、隣の台座との間に挟まれたからだ。台座に入れないよう遮る柵は、設置されていなかった。

狭いスペースでも効率的に乗用車を収容できる機械式立体駐車場は便利だが、事故が絶えない。公益社団法人立体駐車場工業会のまとめでは、07年6月から今年1月までの事故件数は207件。発生場所が特定できたうち、マンションの駐車場での事故が4割を占め最も多い。死亡事故は10件で、駐車場内に人がいると気付かず操作したケースが多い。とりわけ、両親による操作で子供が犠牲になる事故は痛ましい。

国土交通省は今年3月、メーカーや設置者向けに「機械式立体駐車場の安全対策に関するガイドライン」をまとめた。各メーカーはすでに、ガイドラインに準拠した製品を出荷しているが、既存のマンション駐車場は、対策がなかなか進んでいない。対策の費用を誰がどのように負担するかという問題があるからだ。

分譲マンションでは通常、建物や駐車場の維持管理費、修繕費などを住民から管理費として徴収し、住民代表でつくる管理組合が管理する。不動産市場が盛り上がりを見せていた2000年代前半ごろ、駐車場利用料は“ダンピング競争”が起きていた。
(DIAMONDonline)

マンション建て替え、再開発を積極推進 伊藤忠都市開発

伊藤忠都市開発(東京都港区)は今後、マンションの建て替え・再開発事業をこれまで以上に積極的に推進していく。

 「マンション建替えの円滑化等に関する法律」の一部改正が今年度中に施行されることを受けたもの。

 同社では法改正以前に、築33年の老朽化マンション(渋谷区千駄ヶ谷)において全員合意によるマンション敷地売却での事業化を実現している。
ZAKZAK

マンション建て替え、再開発を積極推進 伊藤忠都市開発

伊藤忠都市開発(東京都港区)は今後、マンションの建て替え・再開発事業をこれまで以上に積極的に推進していく。

 「マンション建替えの円滑化等に関する法律」の一部改正が今年度中に施行されることを受けたもの。

 同社では法改正以前に、築33年の老朽化マンション(渋谷区千駄ヶ谷)において全員合意によるマンション敷地売却での事業化を実現している。
住宅新報